【千葉 弁護士】成年被後見人の意思と支援者の見立ての食い違い

query_builder 2024/03/08

成年後見人は、成年被後見人の意思に沿って、本人の利益のために職務を遂行するのが本分です。


しかし、この「原則」は、成年後見人の業務において往々にして悩みの種になります。

というのも、当然のことながら、本人の意向が、本人の安全や利益に資するかというと、必ずしもそうではないからです。


施設に入って、リハビリを重ね、回復の兆しが見えたから、「自分は帰宅したい。ヘルパーも退所時の付き添いもいらない。」とおっしゃる方もいます。

でも、施設の担当者も含め、支援者からみると、やはりいきなり完全独居が可能という見立ては難しいこともあります。


成年後見人としては、悩ましいところです。

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